経歴色彩のマスター
マークエステル,マーク・アントワーヌ・スキャルシャフィキ
1943年2月26日パリ生まれ、2023年4月24日大阪にて逝去、享年80歳。
マークエステルは、50年以上にわたり、日本を拠点に創作活動をしたフランス人アーティストである。彼はまた、中国をはじめ、韓国や他のアジア諸国においても創作活動を行った。
絵画および立体作品の様々な制作技法を習得する中で、彼は特に、色彩と油彩画に熟達した。彼の作風は、1970年代に観察した日本の墨絵の色彩の浸透性と流動性を取り入れたものである。
マークエステルのインスピレーションは、彼自身と大自然との関係だけではなく、日本・中国・韓国のトライアングルの歴史的かつ文化的な繋がりからも生まれたものである。
マークエステルは、神話と世界の起源に焦点を当てた創作活動を行った。日本では、『古事記』の主要な出来事を描いた。『古事記』は、神道の信仰の一部に影響を与えた起源の神話集である。
彼の作品の主題とその質の高さから、神道界がマークエステルの創作活動の価値を認識するのに時間はかからなかった。1996年、伊勢神宮からの求めに応じて、神話をテーマにした作品を初めて奉納することになった。
これを皮切りに、日本の最も重要ないくつかの神社を参拝し、合計200社に至るまで続く長期にわたる作品奉納活動がはじまった。
現在、200か所の聖域の歴史と、それに関連してマークエステルが描いた神話作品を解説した本4冊セットを制作中である。
2007年には、(神道文化を世界に広く伝えたことが評価され、)神道文化会より栄誉ある「文化奨励賞」を授与された。そして2014年には、文部科学大臣より「文化関係者文部科学大臣表彰」を授与された。
2019年11月、彼の創作活動に対する評価と彼の日本文化への献身に対する感謝の念はピークを迎えた。皇居前広場で開催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」において、作品15点の映像が披露された。
マークエステルは、80歳を過ぎても制作のペースを落とすことなく、日々創作の領域を広げ、最期まで絵を描き続けた。そして、大阪での個展の最中に逝去。これが最後の個展となった。
彼は、神道と日本文化の世界に、多大なる芸術的遺産と消えることのない足跡を残した。
The last interview of Marcestel, recorded by Bob Leenears – redTanpopo Production – on April 5, 2023, just few days before his death (in french).
April 2023
1943
- マークエステルは1943 年2月26日パリに生まれる。
1945 – 1950
- カップエステルとは「星の岬」の意味。ホテルはニースとモンテカルロの間に位置し、壮大な庭園とそれに続く深い紺碧の地中海が混ざり合う独特な雰囲気は、創作にインスピレーションをもたらすには申し分のない環境であり、将来芸術家になる導きとなった。
- 「カップエステルホテル」の滞在客の中には世界各国の著名人が多く、グレタ・ガルボ、アンソニー・クイン、チャーリー・チャップリン、ケネディー家、ポンピドゥー家、グレース王妃、ルドルフ・ヌレエフ、ブライアン・エプシュタイン、ビートルズ等と交流があった。マルク・シャガール、デビッド・ロックフェラーと共にラ・コロンブ・ドール (サン・ポール・ドゥ・ヴァンス)で昼食をするなど親交を深めた。
現在の自宅兼アトリエ、バナノレイ
1945 – 2022
左より、毋、弟ステファン、本人、姉ミレーユ、父
1950
1960 – 1968
- モナコのアルベール・プレミエール高校で大学入学資格を取得。パリ大学経済学部学士号を取得。国立東洋語学校でロシア語と中国語の学士号を取得。パリ・ボザール美術学校で一年間、建築学を学ぶ。パリ・カモンド美術館で6 カ月間学ぶ。パリ・ソルボンヌ大学で聴講生として美術史を学ぶ。
マークエステル、母カルメン、父ロベール
1965
自宅兼アトリエ、カップエステルホテル
1950-2000
1968
- ラオスで教員協力者として大使館に赴任し、ラオスの教員養成所ルアン・プラバンでフランス語を教える。
1969
- パリに戻り、モーリス・シューマン外務大臣の秘書となる。
1970
- インド、カンボジア、日本などアジアを旅行する。ピエール・カルダンと共に大阪万国博を訪れ、巨匠岡本太郎氏と出会う。京都の清水寺で水墨画の掛軸を見て墨の滲みの神秘性に魅せられ、これを機に外交官の職を辞し、画家へと転身する。その後、キャンバスに油彩で滲みを表現する独自の技法を確立する。『古事記』の本をテキストに独学で日本語を学ぶ。
岸信介、佐藤栄作両元首相、安倍晋太郎氏と展示会にて
グレース・ケリー公妃とカップエステルにて
1973
- 元首相の岸信介、佐藤栄作両氏の後援によりABCギャラリーにて展覧会を開く。その時、安倍晋太郎氏と出会い親交を結ぶ。備前焼の陶芸家、藤原啓氏と雄氏(両氏とも人間国宝)と出会い、後に共に制作。
日本オマーン友好協会の式典で歓談する安倍晋太郎氏とマークエステル
1972
日本オマーン友好協会のオープニング式典でスピーチするマークエステル
1972
1974
- 「カップエステルホテル」に滞在したオマーンのカブース・ビン・サイード国王と出会い、日本とオマーンの友情の懸け橋となる。日本オマーン友好協会を発足し、会長には安倍晋太郎氏が就任した。イタリア、コモ湖のラッティにてシルク生地による型染の制作を開始。
アンドレ・マッソンと共に
1977
ハンス・ハルトゥングと共に
1977
1976
- 写真集『アトリエの80人の画家達』(朝日新聞社)の出版のため写真家南川三次郎に協力する。このことが、アンドレ・マッソン、ハンス・ハルトゥング、アンドレ・ブラジリエ、ポール・アイズピリ、エドアール・マッカヴォイ、ジャン・カルズー、アントニー・クラヴェ等、画家逹との交友関係の端緒となる。
1977
- シルク生地がピエール・カルダン、ピエール・バルマン、ギ・ラロッシュ、モリ・ハナエ等、フランス、アメリカ、日本の一流デザイナーに大好評を博し、VOGUE の表紙を飾る。
ピエール・カルダンとピエール・バルマンのドレスにマークエステルの作品が使われた
ルドルフ・ヌレエフと共に
マルク・シャガールと共に
1978
エドアール・マッカヴォイと共に
1979
- ウッドストック(アメリカ、ニューヨーク州)にアトリエを開く。(1999年まで)
1980
- フィリップス・レコード社の依頼により10種類のレコードジャケットを製作。大阪青龍ホテルの依頼により「ヨーロッパとアジアの出会い」と題する6×4m の壁画を制作。
1981
- モナコのグレース王妃とレニエ大公の来日にともない神戸ポートピア訪問の
手配を行なった。
1982
- 東京・東急渋谷本店にて初個展。サンフランシスコのギャラリー・ワンにて個展。東京、大阪、京都で「たち吉」主催の「たちばな展」にて陶器と漆作品による個展。これを機に工芸品の制作が始まる。
1983
- 奈良近鉄にて「マークエステルの世界展」を開催。スイス、ヴェルビエにてチャリティーオークション「アンファン・ディシィ、アンファン・ダイユゥー」(ここの子供たち、むこうの子供たち)に参加。
1984
- 静岡のセンターギャラリーにて絵画と陶器の個展。和泉市、オリオノ病院に壁画「天照大御神の誕生」(6×2m)を制作。マイアミ(アメリカ、フロリダ州)にてシルク服&油彩画展。
1985
- 福岡大丸にて個展。イタリア、シエナにて個展。京都書院より『永遠と愛』と題する作品集(総カタログ)第1巻を出版する。神戸の海文堂ギャラリーにて個展。フランスのモワレ城を購入。
1986
- 京都新聞社主催による企画展。フランス、パリのギャラリー・プラスボーヴォにて個展。
1987
- 北京でタピストリーを制作。ベトナムを代表する芸術家ルバダンと親交を結ぶ。ミュンヘンのギャラリー・ベノウにて個展。サンフランシスコのギャラリー・サークルにて個展。アフリカ、トーゴのロメにホームレスの子供達の学校「ア ペル」に援助を始める。
1988
- 松江の個展で田部美術館が絵画1点を買い上げる。サンフランシスコ、ニューヨークのギャラリー・マ文化関係者文部科学大臣表彰(2014 年) グナにて個展。大理石を用いた作品の制作を_開始する。フジテレビの招待により初来日したモナコのアルベール皇太子を1週間案内する。
ポンピドゥー大統領夫人と共に
1988
1989
- アトランティックシティ、デンバー、サンフランシスコ、ピッツバーグ、サンディエゴのギャラリー・サークルにて個展。ソニーの盛田会長の好意により「芸術とビル」と題し、銀座ソニービル全体を使って企画された「マークエステル展」を開催。大阪の阪急ファイブでフランス革命200 年を記念して「マークエステル展」を開催。東京・渋谷東急文化村のオープニング記念として「マークエステル展」を開催。神戸そごうの個展にて、神戸ポートピアホテルが絵画「愛の誕生」を購入。タピストリー作家イベット・コキール=プランスがマークエステルの絵画「川のほとりの愛」を元にタピストリー を制作する。
1990
- ニューヨークに新たにアトリエを開く(1995まで)パリのギャラリー・プラスボーヴォにて個展。
東京アートエキスポにて個展。ニューヨークのギャラリー・ジャックにて個展。京都書院より『自然と愛』と題する作品集第2巻を出版する。
1991
- イタリア、ムラノのガラス芸術の巨匠ジャン・カルロ・シニョレット及びフランソワーズ・コルテスの工房の協力によ、ガラスを用いた作品の制作を始める。
デザイナー、バベット・アキノと芦屋のガレリア・ディ・レイにてドレス展。東 京の日本橋高島屋にて大規模な個展を開催。
ヤン・マハ・ムリア・ツンク・マレーシア王妃と共に
1992
- 福岡の岩田屋にて個展。香港、メンバーズクラブにて個展。着物の帯の制作を手掛け、横浜そごうにて帯の個展。三菱レーヨン株式会社から「マークエステルレーヨンクロスコレクション」を発表。東京、池袋の日建ギャラリーにて個展。
1994
- 京都文化博物館にて平安建都1200年記念展に六曲一双の屏風「伊邪那岐命と伊邪那美命、日本の誕生」、「三貴子の愛」(各172×400cm)を展示。アンジェー(フランス)のサロンにてグループ展。マイアミのアートエキスポにオペラギャラリーより参加。ロンドン、ハロッズでのベッドカバー、シーツ展に参加。東京の新宿三越にて個展。人間国宝の陶芸家、近藤悠三氏の孫の近藤高弘氏のアトリエで陶器を制作。
岡本太郎と共に
三笠宮さまとマークエステルの母カルメン
1995
- 中国、常州市にて掛軸の制作。京都大丸、名古屋三越にて個展。姫路市にて個展。甲府市にて岡本太郎氏と二人展。草津市の草津ケアセンター医療法人誠光会に壁画「花束と海」(230×130cm)を制作。所属するロータリークラブから地元の泉佐野市民病院に絵画7点を寄贈する。
1996
- 明松政二氏のもと、泉佐野市の手漉き和紙を使った作品の制作を行なう。沖縄のガーデンミュージアム宇(そら)にて個展。大阪の大丸心斎橋店にて個展。軽井沢のメルシャン美術館で開催されたタピストリー展に参加。サロン・ドートンヌのアジア代表に就任。「お伊勢さん2000年」を記念し、日本の神話を主題にした大展覧会を伊勢市が企画する。ブロンズ像「天照大御神」を伊勢神宮に奉納する。
島津貴子さまと共に
メルシャン美術館にてメルシャン元会長・鈴木忠雄氏、日本赤十字社社長・近衞忠煇ご夫妻と共に
1997
- 奈良そごう、宮崎ボンベルタ、米子天満屋にて個展。山形県鶴岡市の出羽庄内国際村ホールにて個展。ソウルのギャラリー・ジンアートにて個展。クアラルンプールの日航ホテルにて個展。ヤン・マハ・ムリア・マレーシア王妃と親睦を深める。香港のチャイナ・クラブでの個展売上全額をチャリティー・オペレーション・スマイルへ寄付。
千家尊祐宮司と千家隆比古権宮司と共に
表千家家元而妙斎宗左氏とお献茶式にて
1998
- 山形県の出羽三山神社へ作品を奉納する。高松三越、新潟大和にて個展。東京のネオトロピカルクラブで三笠宮殿下と出会う。京都、柏木産婦人科病院の天井画(直径5m)と壁画を制作。モナコのラテンアメリカ文化館にて個展。売上金はモナコ・アルベール皇太子が開いたニジェー無料診療所に寄付される。
1999
- シンガポール、オペラギャラリーにて個展。東京の新宿三越にて個展。月刊「りぶる」の表紙に2年間作品が掲載される。岩手、盛岡にて個展。河口湖オルゴール館の開館に際し、絵画14点を買い上げられる。
彫刻家アルマンとカップエステルにて
1999
2000
- 南¡óˇ⁄¡ôˇ⁄¡アフリカ、ヨハネスブルグのギャラリー・アートナウにて個展。府中伊勢丹にて個展。埼玉県、上福岡のリブラ及び、さいたま市の斉藤家具にて個展。
2001
- 東京の池袋三越にて個展。
2002
- 沖縄のガーデンミュージアム宇(そら)にて個展。茨城県鹿島市にて個展。同県の鹿島神宮に絵画を奉納する。
2003
- 大阪のリーガロイヤルホテルにて個展。高千穂神社(宮崎県)、出雲大社(島根県)に絵画を奉納。その後、神社への作品奉納が精力的に進められる。東京銀座にて日本神話をテーマに個展を開催。
2004
- 横浜のギャルリー・パリにて個展。ブルキナ・ファソのヤクバ学校に3校舎建設。
2005
- フランスのサルブール美術館にて、シャガール、ピカソ、マックス・エルンス トらの作品と共にマークエステルのタピストリーが展示される。
2006
- 構想から10年の歳月を経て、200点に及ぶ神話の作品が掲載された画集『日本神話by MARCESTEL』を7カ国語で発刊。谷村新司氏を代表とする各界の著名人72名が発起人となり、東京の帝国ホテルで出版記念パーティーが盛大に開催される。
北白川道久氏(神社本庁統理、前伊勢神宮大宮司)と野津圭子(琉球王朝家 第22代当主尚裕氏御令嬢)と共に
2006
久邇邦昭氏(前神社本庁統理・元伊勢神宮大宮司)と霞会館にて
2007
- 画集『日本神話by MARCESTEL』の発刊が評価され、神道文化会より、外国人初の「文化奨励賞」を授与される。
神道文化会より外国人初の文化奨励賞を受賞
2007
2008
- 上野の森美術館にて美術展「日本神話by MARCESTEL」を開催。北京オリンピックを記念して坦博藝苑美術財団が制作した10名の作家によるテレホンカードに、外国人として唯一起用される。それらのテレホンカードは、1冊の本にまとめられ、記念品として各国首脳に贈呈された。太宰府天満宮宝物殿にて美術展「日本神話by MARCESTEL」を開催。
2009
- 南フランスのヴァンスに設立されたRETIF 美術館のオープニング企画に作品が展示される。沖縄のプラザハウス・グローバルギャラリーにて個展。名古屋のレクサス高岳ショールームにて個展。
2010
- 人民美術出版社より『中国現代美術家作品集-Marcestel 巻』を出版する。上海市のビレッジ1919にアトリエを開設。上海万博でのアートプロジェクト「SkyandArt」において、アートディレクターに選出される。沖縄三越、札幌大丸、京都大丸にて個展。東京銀座で個展。
2011
- 松山市の三浦美術館にて「色彩の魔術師-マークエステル展」を開催。作品映像を舞台芸術化した音楽と映像と舞踊によるコンサート[神代音絵巻~むすひ~]が開催される(サンポート高松大ホール、香川)。沖縄三越、下関大丸、山陽百貨店、心斎橋大丸にて個展。東京銀座で個展。
2012
- NHK-BSプレミアム「新日本風土記」に出演。中国当局より任命され、オリンピック美術のための芸術運営理事会の理事としてロンドンオリンピックに参加する。沖縄三越、札幌大丸、岡山天満屋、東京大丸、山陽百貨店、下関大丸にて個展。東京銀座で個展。作品映像を舞台芸術化した絵と音と舞によるコンサート[神代音絵巻~えひめ~]が開催される(ひめぎんホールメインホール、愛媛)。「神々の宿る島・壱岐 響きあう魂たち」(壱岐文化ホール)が開催される。「響き合う魂たち展」(一支国博物館)
2013
- 南京文化センター、北京坦博美術館、厦門文化センターのグループ展に出展。三菱商事がスポンサーとなりBS-TBS で「フランス人画家マークエステルが巡る日本神話の旅」が放送される(1時間番組)。東京の東洋文庫に作品が収蔵される。出雲大社「平成の大遷宮」奉祝記念[絵と音と舞のコンサート~出雲に捧ぐ~]に作品映像を提供(出雲大社東神苑特設ステージ)。平安神宮に六曲一双の屏風「伊邪那岐命と伊邪那美命、日本の誕生」「三貴子の愛」を奉納。沖縄三越、府中伊勢丹、心斎橋大丸、京都大丸、東京大丸にて個展。東京銀座で個展。
「ドラマティック古事記」宮崎公演開催(宮崎市メディキット県民文化ホール)。熱田神宮「創祀千九百年大祭」の記念講座「ヤマトタケルと熱田神宮」(東京・日比谷公会堂)に出演。
2014
- 南京で開催された若者プレオリンピックイベント記念の大展覧会に出展。
北京での第1回国際アートフェアで個展を開催。
伊勢神宮に油彩画屏風(140×320cm)を奉納。
文化関係者文部科学大臣表彰を授与される。
ヨーロッパに初めて創建されたサンマリノ神社に作品を奉納。
沖縄三越、名古屋松坂屋、下関大丸、東京大丸、心斎橋大丸にて個展。香川県文化会館にて個展。東京銀座で個展。八津御嶽神社(東京中野)にて個展。淡山翁記念報徳図書館(静岡県掛川市)にて個展。 「ドラマティック古事記」京都公演開催(京都劇場)。
文化関係者文部科学大臣表彰を受賞後、下村文部科学大臣と共に
2014
2015
- 九州国立博物館、横浜市大倉山記念館、さいたま市文化センター、クリエート浜松、あわぎんホール、ガレリアかめおか、東京大丸にて個展。
NHK World TVの取材を受ける。
福岡市キャナルシティ劇場にて公演開催された「ドラマティック古事記~神々の愛の物語~」に作品映像提供。
マークエステル来日45周年記念パーティーが、東京の帝国ホテルで盛大に開催される。 この時、Marcestelによる全国神社への作品奉納を記録した特別な画集「日本神話の愛の道を巡る」の制作発表を行う。最初に九州・沖縄地方編を発刊。
2016
- 大東市立総合文化センター、高松シンボルタワー 展示場、銀座アートホール、クリエート浜松、Gallery LA REINE(神戸)、アクロス福岡、宮日会館(宮崎)にて個展。心斎橋大丸、下関大丸、博多大丸、京都大丸、神戸大丸にて個展。
宮崎市メディキット県民文化センター演劇ホールにて開催された「ドラマティック古事記 ~恋する神々の物語~」に作品映像提供。
大分の宇佐神宮での催事「マークエステルの描く古事記と神楽『八岐の大蛇』の世界」に参加。
福岡市で開催された「一億総活躍・地方創生全国大会 in 九州」に出席し、安倍総理と歓談する。
東京・新国立劇場オペラパレスにて開催された、Super神話音楽劇「ドラマティック古事記 神々の愛の物語」に作品映像提供。
安倍晋三首相と共に
2016
安倍昭恵・内閣総理大臣令夫人と共に首相官邸にて
2017
- FLORE ArtistGallery(神戸)のオープニング企画として個展。
銀座アートホール、東京芸術劇場ギャラリー、近江神宮時計館宝物館(滋賀)、石切劔箭神社崇敬会館(大阪)、サンポート高松にて個展。
沖縄リウボウ、京都ランデヴーギャラリー、心斎橋大丸にて個展。
明治神宮会館とレクザムホール高松にて開催された「日本神話 by マークエステル」に作品映像提供。
東京・新国立劇場オペラパレスにて公演開催された、Super神話音楽劇「ドラマティック古事記 ~神々の戦いと旅立ちの物語~」に作品映像提供。
裏千家前家元千玄室氏と共に
伊勢神宮大宮司・鷹司尚武氏と共に
2018
- 石川県政記念しいのき迎賓館(金沢)、FLORE ArtistGallery、クリエート浜松、エルガーラギャラリー(福岡)で個展。
白沙村荘橋本関雪記念館(京都)開催。
マークエステル世界展「日本神話とアジア神話の愛の道」(宮崎)開催。
2019
- 11月9日「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」が皇居前広場で開催されました。
この「祝賀式典」の総合演出を担当された黛りんたろう氏より、マークエステル氏に神話絵画を舞台に使用することが依頼されました。マークエステル氏と黛氏には親子二代にわたるご縁もあり15点の作品が日本創生の古事記絵巻を披露されました。
→11月9日に皇居前広場で開催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」において、マークエステルが描いた15点の神話作品の映像が、「日本創生の古事記絵巻」として舞台で披露された。これは、この「祝賀式典」の総合演出を担当した黛りんたろう氏の依頼により実現した。マークエステルと黛氏には親子二代にわたる親交があった。 - 横浜市大倉山記念館、神戸北野美術館、FLORE ArtistGallery、妙香園画廊(名古屋)、難波神社(大阪)で個展。
マークエステル世界展(横浜そごう)開催。
2019年11月9日「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」が皇居前広場で開催されました。
2019
15点の作品が日本創生の古事記絵巻を披露されました。
2019
2020
- 読売新聞社主催「ドラマティック古事記」公演開催。
→読売新聞社主催により開催された、スーパー神話ミュージカル「ドラマティック古事記-神々の愛の物語-」(よみうり大手町ホール)に作品映像を提供。 - Japan Cultural Expo 日本博に登録される。
小園神社小國神社(静岡県)、小丸屋サロンギャラリー(京都)、坪井利三郎商店本社ビル(名古屋)、FLORE ArtistGalleryで個展。
マークエステル世界展(都城市)、(大丸心斎橋店)、(大丸札幌店)開催。
→マークエステル世界展(都城市・大丸心斎橋店・大丸札幌店)を開催。
2021
- 帝国ホテルプラザに「ギャラリーマークエステルby H&T Inc.」がオープン。
- マークエステル世界展「海幸山幸・神武天皇の愛の物語」(宮崎)開催。
- マークエステル展(沖縄リウボウ)開催。
2022
- ~での展示。
- マークエステルは、ニューヨークのロックフェラー・センターのスーパースター・
- アート財団からスーパースター・アート賞を受賞しました。
2023
- 東京、福岡、大阪で生涯最後の個展を開催
- 2023年4月24日、最後の展覧会中に大阪にて80歳で死去。最後の日まで、新しい絵を描き続けた。一連の 8 作品がマークエステルの最後の絵画と考えられている。
1996年から2023年までに全国の神社に195作品の奉納を実施 +死後5回の奉納
その後の展覧会
- 『日本神話』カンヌ国際映画祭- フランス
- 『日本神話』コロンナ宮殿 – バチカン市国 – イタリア
Theme of Izanagi & Izanami in the garden of love.
The unfinished last painting made by Marcestel few days before his death the 24 april 2023.
2023